
迷われている方に向けて記事を書いています。
こんにちは!家電量販店で働いている、かややよ(@kayayayo)です。
パソコンを買う時に迷うのが「どこのメーカーを選ぶのか」ですよね。


このように悩んでしまうのは当然のコトです。
有名な国内メーカーだけでも「3社」もあるのでイマイチ決めきれませんよね。
・富士通
・dynabook
私は量販店でパソコンの販売をしていますが、実際多くの方が「メーカー選び」で迷われます。
「なにを基準に選定したらいいか」という点です。
まず結論から言えば、「サポートの充実度」です。
理由としては国内メーカーを選ぼうとしている人は、「パソコン購入後のアフターサービスが大事」だときちんと考えている人だからです。

「安心」や「充実したサポート」を期待しているからこそ「どの国内メーカーにするか」迷っている状態なので、結果的に「サポートが充実」しているメーカーを選ぶことが失敗しない買い物ということになります。
そして、サポートの充実度から選ぶのなら「NEC」が一番です。
今回は各メーカーのサポート体制をはじめ、NECのおすすめパソコンなどを紹介します。
はじめてのパソコン選びで「国内メーカー」と「海外メーカー」のどちらにするかで悩んでいるという場合は、下の記事を読んでいただくと解決します。
こんにちは。家電量販店で働いているかややよです。 本記事では「はじめてパソコンを買う」なら国内の メーカーを選んだ方がいい理由を紹介しています。 はじめてパソコンを購入する時、「国内メーカー」と[…]
サポート充実度はNECが一番
結論から言うと総合的に「NEC」が一番充実しています。
「サポート」と一口に言っても、利用方法や無料相談期間がメーカーごとに違います。
・メールサポート窓口
・チャットサポート窓口
・購入後の無料サポート期間 ← 一番大事
「NEC」は期間制限がないので、ずっと無料でサポートを受けることができます。
期間の心配をすることなく「無料」で電話やチャットで相談できる環境はとても大切です。
なぜなら、サポートの期間を知らずに適当に「富士通」を選んでしまった場合、1年経過後に電話相談をすると一回につき「2,090円」の料金が必要になります。

「dynabook」は「5年」と長いので期間は問題ありませんが、チャットサポートが「オペレーター」に繋がらないのが不便な点です。
「NEC」なら24時間チャットサポートサービス(オペレーター対応:9:00~18:00)を利用できるので、困った時にとても便利です。
さらに、スマホアプリの「LINE」を使えるので「口では説明しづらい」ことでも写真を撮って送信することで解決がスムーズになります。
パソコンやスマホ・タブレットなどのテキスト形式で問い合わせる方式のことです。
タイピングが苦手な場合でもスマホを使えばLINEでカンタンにサポートを受けられます。
NECは「Q&Aコミュニティ」が活発
「Q&Aコミュニティ」とはユーザー同士で疑問やトラブルを情報交換できる場所です。
わからないことがあった時に「Q&Aコミュニティ」で誰でもカンタンに相談できます。
「NEC」はノートパソコンのシェア率が9年連続で1位と「ユーザー数」が多いのも大きな強みです。
BCN(全国主要パソコン販売点・家電量販店のPOSデータを集計)
理由は「同じ機種を持った人が多いほど困った時に問題が解決しやすい」からです。
コミュニティ内で検索すれば大抵答えが見つかります。
「欲しい答えがない」という時でも活発なコミュニティであれば「相談して回答を得られる」ので大きな味方になってくれます。

よくある疑問まとめ
店頭でよく受ける「メーカーの違い」に関する質問をまとめました。
同じです。
パソコンの処理部分を決めるのは、あくまで搭載しているパーツです。
例えば、「NEC」と「dynabook」で「同じパーツ(CPU・メモリ・SSD等)」を使っている場合、どちらか一方のメーカーだから「処理が速い」ということはありません。
ありません。
しかし、精密機械である以上、アタリ・ハズレはあります。
余談ですが、ネットなどで特定のメーカーを指して「壊れやすい」と言う声を目にすることがあります。
実際は「その人がたまたま故障して」「ネットに書き込んだ」というだけです。
基本的にインストールされていることが多いですが、あまりに安価(約5万円以下が目安)なパソコンは入っていないものがあります。
直販サイトや家電量販店のパソコン構成を見て「Officeなし」と記載がある場合は搭載されていません。
また、「Office Personal 2021」には「PowerPoint」が入っていませんので注意してください。
「EXCEL、Word、Outlook、PowerPoint」が入っているのは「Office Home & Business 2021」です。
NECパソコンの用途にあった選び方
パソコンは用途により購入金額が大きく変わります。
例えば、「インターネット、EXCELやWordで資料作成」などカンタンな作業が目的である人が高価なパソコンを購入するのは選択ミスです。
逆に「You Tube等に投稿するための動画制作をしたい」という人が安価なパソコンを選ぶと目的が達成できません。
もちろん、大は小を兼ねるので高スペックなパソコンであるほど「どんな用途」でもストレスなく使用できます。
Office搭載の安い機種を探している人向け
「インターネット」や「文書作成」などカンタンな作業にしか使わない人に向いたパソコンです。
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | Intel Core i3 1115G4(最大4.10GHz) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ディスプレイ | 15.6型(1920×1080) |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 |
このモデルのデメリットは、将来的に「動画を制作する」などパソコンに負荷が掛かる作業をしたいと思ってもスペックが足を引っ張ります。
また、趣味の範囲を超えて仕事でも使うといった時は、パソコンの起動時間や処理速度にストレスを感じてしまいます。
そのため、「パソコンを使う頻度が高くない」といった方にのみオススメします。
高性能過ぎず快適に使える機種を探している人向け
普段の生活でパソコンを割と使う人、または「5年」は使いたい人に向いたパソコンです。
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | Intel Core i7 1165G7(最大4.70GHz) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ディスプレイ | 15.6型(1920×1080) |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 |
一般的な使い方(資料作成、動画視聴等など)ならストレスフリーで快適に動きます。
起動時間や処理速度にイライラすることもありません。
「CPU」もミドルクラスのものを搭載しているので安心して使うことが出来ます。
「高すぎず安すぎず」の失敗のないモデルです。
動画制作を快適に出来る機種を探している人向け
動画制作をしたい人、または「一番いいものが欲しい」といった人に向いたパソコンです。
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | Intel Core i7 1260P(最大4.70GHz) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
ドライブ | ブルーレイディスクドライブ |
ディスプレイ | 15.6型(1920×1080) |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 |
高性能なパソコンをオススメする理由としては、動画制作には「エンコード」という作業が必要だからです。
エンコードとは動画ファイルの「圧縮」「変換」のことで、動画サイトなどに投稿するために容量を圧縮して視聴可能な形式に変換することを言います。
エンコードの時間は「CPUの性能」に大きく依存します。
そのため、元の動画データにもよりますが、低スペックなパソコンで作業をすると「エンコード」だけで半日を要することもあります。
また、他にも動画編集時は複数のソフトを起動しながら作業することになるので、メモリも「8GB」では不安です。
結果的に高性能なパソコンが不可欠になります。
中途半端な構成のパソコンを買ってしまうと後悔するので注意してください。
快適に持ち歩ける機種を探している人向け
学校や仕事などで「持ち歩くことが前提」の人に向いたパソコンです。
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | Intel Core i5 1155G7 (最大4.50GHz) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 512GB |
ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14.0型(1920×1200) |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 |
重量は「883g」なので、カバンに入れて持ち歩いても気になりません。
また本体のサイズもコンパクトで薄いので場所を気にせず使用できるメリットが大きいです。
パソコンの構成的にも「動画視聴、資料作成、インターネット」の操作で重くなることはないのでストレスを感じることはありません。
モバイルパソコンでオススメの一台です。
デスクトップで快適に動作する機種を探している人向け
デスクトップは「大きな画面」でパソコンを使いたい人に向いたパソコンです。
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | AMD Ryzen7 5700U 1.80GHz(最大4.30GHz) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
ドライブ | ブルーレイディスクドライブ |
ディスプレイ | 23.8型(1920×1080) |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 |
「テレビ機能」も搭載しているので、部屋の「アンテナ端子」に「アンテナケーブル」を接続することでテレビを楽しむことが出来ます。
デスクトップモデルは大きいので設置箇所を選びますが、長時間作業しても大画面なので目が疲れにくいです。
パソコンを持ち運ぶ予定がない方にオススメです。
パソコンを買う時は長期保証への加入は不可欠
パソコンを買う時は長期保証への加入を忘れないように注意してください。
詳しくは下の記事で書いています。
本記事はパソコンの購入時に長期保証を付けるか 悩んでいる方に向けて書いています。 こんにちは!家電量販店で働いているかややよです。 パソコンの長期保証は「もしもの故障」に対して役に立ちますが、追加料金を負担に感じて[…]
「長期保証」に加入する理由をカンタンにまとめると
・機械である以上、絶対にアタリ・ハズレがある
・保証期間の終了後は高額な修理料金を取られる
といった内容です。
NECの長期保証は「標準保証」と「あんしん保証サービス」が用意されています。
3年版 | 4年版 | 5年版 | |
---|---|---|---|
標準保証延長サービス | 10,450円 | 13,310円 | 16,170円 |
あんしん保証サービス | 15,840円 | 22,120円 | 26,400円 |
※金額は変動する可能性があります。
2つの保証の違いは物損保証(落下、水こぼし、天災など)の有無です。
「標準保証延長サービス」は購入から1年以内なら「後から加入」できます。
「あんしん保証サービス」は購入期限が「60日以内」、かつ購入から「30日以内」にWEB上で有効化手続きをする必要があるので登録忘れに気をつけてください。
持ち運ぶことが多い場合は、「あんしん保証サービス」に加入しておいた方が安心です。

まとめ
国内メーカーで迷ったら「サポート充実度」を基準にすると選びやすいです。
パソコンを購入する時に「無料サポート期間」や「サポートを受ける手段」を考慮しない人は多いです。
しかし、「安心も一緒に購入する」と考えればサポートが重要なものだと分かります。
ず~っと使うものだからこそ、長期的な視点で上手なお買い物をしてください!
参考になれば幸いです。
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