初めてのパソコン選びは「国内メーカー」がおすすめ!「海外メーカー」との違いを紹介!

本記事では家電店員の立場から、「はじめてパソコンを買う」なら
国内メーカーを選んだほうが良い理由を詳しく紹介しています。

家電量販店でパソコンを販売しているかややよです。

はじめてパソコンを購入する時、国内メーカー海外メーカーのどちらにするか悩みますよね。

国内メーカー

NEC、富士通、DynaBook、Panasonic 等

海外メーカー

Lenovo、DELL、HP、Microsoft、ASUS 等

なにか違いがあるのかな?

海外製の方が安いけどなんでだろ?

このような悩みや疑問は多くの人が通る道です…。

まずはじめに結論として…

はじめてパソコンを買うのであれば「国内メーカー」を選んだ方がいいです。

国内メーカーは初心者の人操作が苦手な人でも使いやすい親切設計になっているからです。

どういうこと?

今回は「国内メーカー」「海外メーカー」の違いをはじめ、パソコン初心者の方は「国内メーカー」を選んだ方が良い理由を詳しく紹介します。

目次

国内メーカーと海外メーカーの違い

国内メーカー海外メーカーのパソコンには大きな違いが3つあります。

  • パソコンの価格
  • 取扱説明書/マニュアル
  • 購入後のサポート(アフターサービス)

ひとつずつ解説していきます。

パソコンの本体価格

パソコン本体の価格は海外メーカーの方が圧倒的に安いです。

例えば、同じスペック(性能)のパソコンを比較した時、国内メーカーが「10万円」だとすると、海外メーカーは「6万円」ほどで購入できます。

国内メーカーと比較すると「3万円~5万円」ほど価格が違います。

海外メーカーのパソコンが安いのは、価格特化での販売戦略をとっているからです。

そのため、「プリインストールソフト」を最低限のもので構成し生産コストを抑えています。

プリインストールソフトとは?

パソコンの出荷時にあらかじめインストールされているソフトウェアのことです。

一方、国内メーカーは「プリインストールソフト」を多く付属することで価値を高めています。

例えば、最初から「筆ぐるめ(年賀状作成ソフト)」「データー引っ越しツール」など便利なソフトを入っているので、あとから別途購入する必要がありません。

また、国内メーカーはブランド力があるので、海外製パソコンとは価格勝負をしないといった面もあります。

国内メーカと海外メーカーではセールス戦略が異なるので、今後も本体価格の差が縮まることは望めません。

取扱説明書/マニュアル

パソコン本体には取扱説明書が付属していますが、内容(網羅性)が全く違います。

海外メーカーの取扱説明書はとても「薄い」です…。

紙切れが2~3枚入ったレベルのものです。

パソコンのセットアップ方法などのマニュアルも付属していません。

一方、国内メーカーの取扱説明書は、「セットアップ方法」をはじめ「インターネットの設定」「セキュリティソフトの設定」など事細かに多くのことが記載されています。

そのため、セットアップや操作方法などで困ったことがあっても、取扱説明書を見れば解決できるようになっています。

購入後のサポート(アフターサービス)

国内メーカー海外メーカーともにパソコン購入後のサポートは用意しています。

    しかし、取扱説明書の話と同様に「充実度」が違います。

    国内のパソコンは、サポート電話窓口の設置はもちろん、出張点検・引取点検のサービスがあります。

    パソコンのトラブルをはじめ、何らかの困りごとが起きても気軽に頼ることができます。

    何でもご相談ください!

    海外メーカーはパソコントラブルが起きても自己解決を求められることが多いです。

    はじめてパソコンを買う方に「国内メーカー」を薦める理由

    国内メーカーを推奨する理由は3つあります。

    3つのおすすめポイント
    • 初期設定(セットアップ)を迷わずにできる
    • 困った時に相談できる環境が用意されている
    • 近くの家電量販店で修理に出すことができる

    初期設定(セットアップ)を迷わずにできる

    パソコンは必ず初期設定をしなければなりません。

    パソコンの初期設定フローを表す画像

    はじめてのパソコンの場合、この初期設定でつまずく人が多いです。

    例えば、オフィスソフト(エクセル、ワード、パワーポイント等)は、「Microsoftアカウント」を取得してライセンス認証を完了しなければ使用できません。

    また、「WindowsOS」を最新の状態にするなどの作業も必要になります。

    初期設定とか全然わからないよ…

    ここで国内メーカーパソコンの力が発揮します。

    冒頭でも触れましたが、国内メーカーは「初心者の方」や「PC操作が苦手な方」が使いやすい親切設計になっています。

    「取扱説明書」をはじめ、パソコンの初期設定を補助するアシスト機能も搭載されています。

    そのため、苦労なくパソコンの初期設定を終えることができます。

    セットアップ完了を表す画像

    これが海外メーカーのパソコンだと…。

    初期設定を「自力で検索」しながら進めることになるので、「調べる」だけで相当な時間と労力を要します。

    さらに「そもそも何を設定すればいいのか分からない」といった状況に陥いるコトもあります。

    困った時に相談できる環境が用意されている

    パソコンをはじめたばかりの頃は、どうしても「使い方」や「設定」など分からないことが出てきます。

    どうすればいいんだろう?

    国内メーカーのサポート窓口では「分からない」と思った時に気軽に相談できます。

    これはとても大切なことです。

    なぜなら、初期の段階で「パソコンは難しい」といった印象をもつと段々パソコンから遠ざかるからです。

    わからないから、や~めた…

    壁にぶつかり続けると、最悪パソコンの起動すらしなくなります。

    しかし、相談できる場所があれば「少しずつ上達」できるので、初心者にとって最も理想的な環境を得られます。

    近くの家電量販店で修理に出すことができる

    パソコンが故障した時、「メーカーの引取修理」以外に近くの家電量販店で修理申し込みが行えます。

    また、店頭でパソコンの状況を診断して貰うことができるので、「修理が必要なのか?」と確認したい時にも便利です。

    店が混雑していなければ、修理の申し込みに要する時間も短くお手軽です。

    海外メーカー製でも家電量販店に修理を出すことは可能です。

    ただし、一部のメーカーは修理受付そのものが出来ないことがあります。

    Microsoft製品、アップル製品はメーカー規定により家電量販店では修理受付できません!

    どうしても海外メーカーを選びたい時は?

    予算的な問題デザインの好みが理由で海外製を選ぶのも決して悪いことではありません。

    なぜなら、パソコンを買ってから「後悔」するのが一番イケナイことだからです。

    とはいえ、国内メーカーを選んだ場合と違って、「茨の道」を進むことにはなります…。

    少しのお手伝いとして、初心者の方が詰まりやすい「Windowsの更新方法」「回復ドライブの作成方法」など初期設定に必要な手順記事を用意しました。

    海外メーカーを選ばれる場合は、参考として下の記事をご覧ください。

    ゲームを目的としてパソコンを買うなら注意が必要

    ゲームを目的としてパソコンを購入する場合は、国内・海外のメーカーに関わらず「ゲーミングパソコン」を選ぶ必要があります。

    例えば、「FINAL FANTASY14」「Apex Legends」などの「3Dグラフィック」の処理を必要とするゲームは、一般的なパソコンでは満足に遊ぶことができません。

    理由は「3Dグラフィック」の画像描写を演算処理するパーツ(グラフィックボード)が貧弱で使い物にならないからです。

    ゲーミングパソコンの詳しい内容は、別記事「ゲーミングパソコンって何?パソコン初心者の方にわかりやすく紹介!」で詳しく解説しています。

    ゲーム用のパソコンを探す場合は、パソコンに詳しい知り合いに聞くか、家電量販店またはパソコンショップの店員に相談すると失敗を防止できます。

    まとめ

    パソコン初心者の方は予算的な問題がなければ「国内メーカー」をおすすめします。

    取扱説明書等の付属品ソフト構成が親切な設計になっているので、初期設定や操作方法で「壁にぶつかってしまう」ことを避けられます。

    もし、迷ったり困ったりしてもアフターサービスが充実しているのですぐに解決できます。

    「予算的な都合」「自分で解決していく!」という方は海外メーカーを選ぶようにしてください。

    国内メーカーの中でどのメーカーにすべきか悩む場合は、下の記事を参考にしてみてください。

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