こんにちは!家電量販店で働いているかややよ(@kayayayo)です。
プリンターを購入する時にどれを買えばよいのか迷われる方は多いと思います。


メーカー名(キャノン・エプソン・ブラザー)は聞いたことがあっても、特徴を知らなければ悩んでしまうのは当然のことです。
プリンターは本体料金の値段だけを見て購入すると期待どおりの働きをしないので注意が必要です。
今回は、それぞれのメーカーの特徴や購入時のポイントを紹介します。
メーカーごとの特徴やポイントを絞り込めばプリンターの選択で迷うことが少なくなります。
選ぶときの2つのポイント
プリンターを選ぶときは以下の2つのポイントがあります。
- 用途をしっかり定める
- インクのコスト代を考慮する
写真をメインで印刷するか、書類をメインで印刷するか、年賀状の印刷くらいしか使わないのか、といった感じで用途を絞りこみます。
次にプリンターのランニングコストを考慮して購入するプリンターを決めます。
本体料金だけで選ぶとかえって高くつく場合があるので注意してください。
メーカーごとの特徴
メーカーの特徴をざっくりまとめると、文章の印刷に強いのが「Canon」、写真の印刷に強いのが「Epson」、インク代のランニングコストで強いのが「brother」です。
Canon(キャノン)
Canonの大きな特徴は黒インクが顔料インクであることです。顔料インクは用紙の表面にくっつくので色が鮮明に印刷されて文字が綺麗に発色します。
文書を主体に印刷する場合は黒の発色がくっきりとして耐久性も高いCanonのプリンターが向いています。
※黒インク以外は他のメーカーと同じ染料インクを用いています。染料インクは用紙の中にまで浸透して発色するのが特徴です。
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ランニングコスト |
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Epson(エプソン)
Epsonは基本の4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)にライトシアンとライトマゼンタの2色を加えた6色のインクが特徴で写真の印刷した時に鮮やかに発色します。
写真を主体にプリンターを選ぶ場合はEpsonのプリンターが向いています。個人的には風景写真を印刷したときの発色が好きです。
※Canonも6色のものがありますが、インク構成の色は「基本4色」にグレーとブラックが追加された6色なのでEpsonの色構成と異なります。
書類印刷 | |
写真印刷 | |
ランニングコスト |
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brother(ブラザー)
brotherは一番の特徴はランニングコストが抑えられるところです。
また、本体代も他社の2メーカーに比べると安いので、写真や書類の印刷に強いこだわりがない方は、brotherを一番おすすめします。
※写真の印刷や書類の印刷も問題なくできます。
書類印刷 | |
写真印刷 | |
ランニングコスト |
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買って後悔する選び方
プリンターは用途や性能を見ずに本体代だけで決めると後悔することがあります。
例えば年賀状を印刷する主な用途として本体料金だけを見て以下の性能のプリンターを購入した場合
本体価格 |
5,000円 |
印刷スピード | 約74秒 |
L判(写真)コスト | 約28.3円 |
年賀状1枚につき「74秒」、10枚印刷すると「740秒(約12分)」かかります。
前もって印刷スピードを把握していれば「仕方がない」で割り切れますが、それでも何十枚も印刷する場合は用紙の補充もしなければいけないので時間の確保が必要です。
さらに、日常でも使うとなれば今度はインクコストもかかってきます。
比較して下記のプリンターの性能の場合、
本体価格 | 10,000円 |
印刷スピード | 約34秒 |
L判(写真)コスト | 約18.6円 |
まとめ
プリンターを購入するときは用途をしぼることでメーカーや機種を迷わず選ぶことができます。
数年は使うことになるので、本体料金だけで判断しないことも重要です。