家庭向けファーストタンクモデルの選び方[ブラザー]

ブラザー家庭向けファーストタンクモデル選び方
機能の違いを詳しく解説しています。

こんにちは、家電量販店勤務かややよ(@kayayayoです。

印刷コストを抑えるのに適したブラザーのファーストタンクモデル。

コスパ重視でファーストタンクモデルの購入を検討する時、種類が多くて悩みますよね。

カタログを見ても多すぎて選べない

PCとスマホで印刷するだけなんだけど…

ファーストタンクモデルだけで10機種も販売されているので迷ってしまうのは当然です。

しかし、実はそう難しくありません。

なぜなら、自宅で使うなら次の2つの機種から選べば良いだけだからです。

今回は2つの機種に絞ることが出来る理由をはじめ、両機種の特徴や機能を解説します。

失敗しないお買い物ができるので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

家庭向けファーストタンクモデルが2つに絞られる理由

アルファベット画像

ブラザーの機種は型番の中に「DCP」「MFC」のアルファベットが入っています。

このアルファベットで「家庭向け」「ビジネス向け」に分けることが出来ます。

スクロールできます
型番アルファベット用途
DCPコピー、スキャン、PC・スマホからの印刷など家庭での用途に適したモデル
MFC全機種ファクス機能付き、一部機種A3印刷などビジネスでの用途に適したモデル

例えば、「DCP-J1203N」の場合、DCPと付いているので家庭向けの複合機となります。

ここさえ理解してしまえば機種を大幅に限定できます。

現行モデルで「DCP」と冠したファーストタンクの機種は2つだけです。

どちらも自宅で使う用途の機能(スキャン、コピー、印刷)を備えています。

型番の中に「DCP」の文字が入った機種を選べばいいんだな!

「DCP-J1203N」と「DCP-J4143N」の機能の違いは?

チェック項目の画像

「DCP-J1203N」「DCP-J4143N」では大きな違いは5つあります。

  • 操作パネル(液晶画面)
  • 印刷コスト
  • 印刷スピード
  • 自動両面印刷機能
  • ADF機能(自動原稿送り装置)

1つずつ解説していきます。

操作パネル(液晶画面)

一番の違いと言えるのが、操作パネルの有無です。

操作パネル画像

本体でコピー操作をする時、液晶画面があった方が枚数指定などを含めスムーズに印刷できます。

コピーをすることが多い場合は、「DCP-J4143N」を選択すればストレスが溜まらず長く使い続けられます。

逆にコピーの頻度が少なければ、操作パネルは特に必要ありません。

もちろん、「DCP-J1203N」も本体だけでコピーやスキャンが可能です。

印刷コスト

同じファーストタンクでも印刷コストが違います。

理由はシンプルで、両機種は使っているインクが異なるからです。

スクロールできます
機種インク構成
DCP-J1203N顔料ブラックインク+染料カラーインク
DCP-J4143N全色顔料インク
顔料と染料の違いって何?

顔料インクは用紙の表面にインクを付着させるのが特徴で色が滲まずクッキリと印刷されます。

染料インクは用紙の内部に色を浸透させるのが特徴で鮮やかな色で印刷されます。

顔料インクは文章印刷、染料インクは写真印刷に向いているのが特徴です。

両機種のコストは次の通りです。

ファーストタンクモデルのインクコスト画像

正直、A4モノクロなら100枚印刷して10円の差なので気にするほどではありません。

しかし、カラー印刷だと100枚の印刷で「140円」、L半写真だと100枚で「370円」の開きが出てきます。

どちらも耐久枚数「約10万枚」です。

仮に最大まで印刷できたと想定した場合、モノクロで「1万円」、カラーだと「14万円」の差が生じます。

印刷スピード

印刷スピードは次のとおりです。

A4モノクロA4カラーL半写真
DCP-J1203N約9ipm(約6.7秒)約16ipm(3.75秒)約28秒
DCP-J4143N約19ipm(3.16秒)約20ipm(約3秒)約14秒

ipmってなに!

「ipm」とは1分間に印刷できる枚数を表しています。

例えば、「20ipm」なら60秒に20枚印刷できるので、「60÷20=3」で3秒となります。

印刷速度の差はモノクロでは「約3秒」、L半写真だと「14秒」です。

そのため、例えば年賀状写真を100枚印刷すると23分以上の開きが出てきます。

とはいえ、機体スペックの差が顕著に表れるのは大量印刷をする時だけなので、まとめて印刷する機会が少ない方は気にするレベルではありません。

自動両面印刷機能

両面印刷を表す画像

自動両面印刷とは、手動で用紙を差し替えなくても用紙の裏と表にプリントできる機能です。

自動両面印刷は「DCP-J1203N」には搭載されていません。

プリンターを購入する時に見逃しがちなポイントです。

用紙の節約など両面印刷の機会が多い人は注意してください。

ADF機能(自動原稿送り装置)

スキャンを表す画像

ADF機能自動原稿送り装置のことです。

本体に原稿をセットすると最大20枚まで連続で読み取ってくれます。

コピーやスキャンの原稿が複数枚ある時、一回ずつガラス面の原稿を入れ替える手間を省けます。

「DCP-J1203N」と「DCP-J4143N」のどっちがオススメ?

選択を表す画像

「DCP-J1203N」の最大の魅力は本体価格です。

3万円もあればお釣りが返ってきます。

印刷コスト面もモノクロ印刷であれば大きな差はありません。

「スキャン、コピー、印刷」の基本的な機能を備えているので、普段使いで困ることはないです。

したがって、白黒の文書印刷が主な用途で費用を抑えたい人は「DCP-J1203N」をオススメします。

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わたしはカラー印刷しないし、安く買いたいからコレにする!

カラー印刷が多い場合や、コピー操作や自動両面印刷の頻度が高い人は「DCP-J4143N」を選べば失敗はありません。

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DCP-J4143N」は大容量インクを使うことが出来ます。

通常、印刷可能枚数はブラックが「約3000枚」でカラーが「約1500枚」です。

しかし、大容量インクを利用すればブラック「6000枚」、カラー「5000枚」も印刷できます。

価格は標準容量のカートリッジと比べて1000円ほど高いですが、インクの消耗を気にする機会を大幅に減らせます。

カラー印刷が多いし、自動両面印刷も魅力だからコッチにしよう!

どちらの機種も本体に新品のインクが付属されています。

購入する時にインクを買わないように注意してください。

まとめ

家庭用モデルは「DCP-J1203N」と「DCP-J4143N」のどちらかを選択すれば失敗しません。

ご自身の印刷環境に応じていずれかの機種を選んでください。

両機種ともにメーカー保証を2年追加できるハイプリに対応しています。

機種の購入後は「ハイプリ」への加入を忘れないようにしてください。

参考になれば幸いです。

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