保証が切れたプリンターを修理に出すのは大損!修理料金や買い替えた方が良い理由を紹介!

本記事は保証が切れているプリンターの修理料金や
買い替えた方が良い理由を紹介しています!

こんにちは。家電量販店で働いているかややよです。

プリンターの突然の故障…。かなり困りますよね。

エラーコードが出て動かない!

修理に出すしかないかな…

プリンターの故障でまず頭に思い浮かべるのは「修理」ですよね。

メーカーの保証期間(通常1年)、もしくは家電量販店等の延長保証の期間内であれば修理に出すのが最善です。

しかし、保証が切れたプリンターを「修理」に出すコトはおすすめしません。

理由は簡単で、修理代金が高額だからです。むしろ最終的に損します…。

ぶっちゃけ、書い直した方が絶対にお得です。

今回は、プリンターの修理代金の相場や、買い替えた方がいい理由を紹介します。

私が店頭で実際に説明している内容です

目次

プリンターの修理料金はどれくらい?

メーカー(キャノン・エプソン・ブラザー)に限らず、最低「7,700」円は掛かります。

もちろん、プリンターの機種修理箇所によっては料金はドンドン上がっていきます。

しかも、引き取り料金も発生するので総額「1万円」コースは覚悟する必要があります。

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メーカー名修理料金(最低価格)引取料金
Canon(キャノン)7,700円(5,500円)3,300円
Epson(エプソン)7,700円3,300円
brother(ブラザー)11.000円2,750円
※Canonは「ip2700(2010年発売)」と「TS203」「TS3330」「TS3530」の4機種のみ「5.500円」です。

保証が切れてしまったプリンターの修理料金って驚くほど高いんですよね…。

想像以上だった…

さらに補足すると、「引取料金」を抑える目的で、家電量販店に持ち込み修理をしても「手数料」は別途かかってくるので、総額はかえって高くなることもあります。

修理料金の「見積もり」をするだけでも発送料金が必要です。さらに診断料が必要な場合もあります。

買い替えた方がいい理由

仮に修理料金に納得できたとしても、正直「買い替えた方」がいいです。

理由は大きく2つあります。

1.再度故障する可能性が高い

修理に出して戻ってきても、再度故障する可能性は十分あります。

古い機種ほど各部品は劣化しているので、他の箇所も連鎖的に壊れやすいからです。

え?再修理の保証期間はないの!

もちろん、修理後に再度故障した時は無償での修理を受け付けています。

ただし、修理後から3ヶ月の間に「同一箇所に同一故障」と非常に条件が厳しいです。

※無償修理の受付条件は「キャノン」「エプソン」「ブラザー」すべて同じです。

たとえば、「紙詰まりの症状」で修理に出して戻ってきた後、次に「印刷がかすれる」等の症状が出たら有償修理となってしまいます。

「同一箇所」「同一故障」の条件に合致することは早々ありません。

料金の割に安心感がない!

それなら、新しいプリンターを購入して「メーカー保証」が1年ついた方がダンゼン安心できますよね。

2.最新モデルほど機能とコスパが優れている

基本的に新しいモデルの機種ほど、インク代のコスパは良くなります。

また、新しい機能(スマホからダイレクトプリント等)が付いていたり、印刷スピードが向上していたり、古い機種より優れていることが多いです。

例えば、「DCP-J528N」はランニングコストの負担が少なく機能も充実しており、本体も安価で購入できます。

「キャノン」や「エプソン」も、修理代金分に少し費用を足せば新たなモデルを購入できます。

ただし、本体料金を重視するあまり、低性能なプリンターを選ぶとコスパは悪くなることもあるので、注意は必要です。

プリンターの選び方は「プリンターを選ぶ時の2つのポイント」でも紹介しています。

結論として、古い機種にこだわる必要性を探す方が難しいといった感じです。

かしこく長く使うコツは延長保証がカギ(プリンターの寿命は短い)

「延長保証」とはメーカー保証が切れた後、継続して同等の保証を受けることが出来るサービスです。

延長保証サービスは家電量販店やネット通販など販売店が独自に提供しています。

販売店により延長年数は異なりますが、多くは購入料金の「○%」等で加入できます。

では、なぜ「延長保証に加入するのか?」というと…

プリンターの寿命は短いからです。使い方にもよりますが、大体は2年~5年の間に不具合を起こします。

要するに「メーカー保証(通常1年)」が切れた後に、不調になるということです。

ほんと困る~

メーカー保証の「1年」は保険として弱すぎるので、延長保証に加入していれば安心できます。

延長保証は「大手家電量販店」で加入することを、おすすめします。

理由としては、家の近くに実店舗があった方が「持ち込みやすい」からです。

面倒な修理手続きは店員がやってくれるので、気軽に利用できるのは大きなメリットです。

ネット通販でプリンターを購入する場合は、「家の近くにある」家電量販店の直営ショップを選ぶことも大切です。

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直営ショップ保証期間(メーカー保証期間を含む)
ヤマダウェブコム3年 or 5年
※購入金額:11,000円以上
エディオンネットショップ3年 or 5年
※購入金額:11,000円以上
ビックカメラ.com3年
※購入金額:9,800円以上
ケーズデンキオンラインショップ3年 or 5年
※購入金額:11,000円以上
www.yodobashi.com1年
※ヨドバシドットコムからの購入は延長保証なし(実店舗のみ加入可)

補足として、楽天市場に出店しているエディオン「EDION楽天市場店」などのショップを利用する際は注意してください。

普通に購入するだけでは「メーカー保証」しか付いてきません。

楽天市場を利用する場合、商品と一緒に楽天あんしん延長保証(自然故障プラン)」を購入することで加入できます。

購入画面のサンプル画像
■「楽天あんしん延長保証」を商品と同じカゴに入れて購入する

注意点として「楽天あんしん延長保証」は店舗に持ち込んでも対応してくれません。

プリンターにトラブルが発生した際は、楽天に連絡して修理を依頼する必要があります。

ただし、「楽天あんしん延長保証」ならではの大きなメリットが3つあります。

  1. 年数に応じて保証上限額が変動しない
  2. ○円以上から加入可能などの制限がない
  3. 直営ショップは延長年数「3年」が多い中、「楽天あんしん延長保証」は「5年保証」

「持ち込みやすさ」のメリットは消えますが、別のメリットが大きいので、延長保証を上手く利用して「プリンターを長く使う」という意味では「楽天あんしん延長保証」の選択は有効です。

まとめ:保証が切れた後は買い替えるのが一番!

プリンターの有償修理は高額なので、保証期間終了後の故障は「寿命」と割り切った方がいいです。

実際に買い替えた方が、メリットも大きいですし…。

プリンターが故障してしまって、修理を検討されている方の参考になれば幸いです。

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