サポートが終了したOSを使い続ける危険性【Windows7 / Windows8.1】

本記事ではMicrosoftの「サポートが切れたOS」を使い続ける
リスクを紹介しています。

こんにちは、かややよ(@kayayayo)です。

いよいよ「Windows7」に続き「Windows8.1」のサポート期間が終了しましたね…。

現在でも継続して使い続けている人は

  • 特定のソフトが動かなくなるのを避けたい
  • Windows7や8.1に慣れすぎて変えたくない
  • サポート期間終了後に「何が困るのか」分からない

などなど、それぞれ理由はあると思います。

正直、リスクを理解して自己責任の元で使い続けるのはアリだと思います。

しかし、「何が困るのか分からない」「周りの人も使っているから大丈夫」といった安易な理由で使い続けているのならマズイです…。

何か困ることある?

結論としては、早急に「Windows10」もしくは「Windows11」にアップグレードするか、パソコンの買い替えをおすすめします。

理由は簡単で、サポートが切れたWindows OSはセキュリティ更新プログラムの提供がなくなります。

セキュリティ上に脆弱性(欠陥)が見つかっても、マイクロソフトは何もしてくれません。

要するに、外部からのサイバー攻撃(不正アクセス等)に真っ裸で挑み続けることになります。

今回はサポートが切れたOSを使い続ける危険性を紹介します。

目次

サポートが終了したOSを使い続ける危険性

サポート期間の終了後は、セキュリティの脆弱性に対する修正プログラムが提供されていません。

現在はサイバー攻撃(不正アクセス等)をする側(敵)は、脆弱性を突き放題だということです。

玄関の鍵をあけて泥棒を招いている状態ですね。

実際のリスクといえば

  • 個人情報の漏洩
  • データの破壊や、SNSの乗っ取り 等
  • ウイルス拡散等の犯罪行為の踏み台にされる

    図にすると次のようなイメージです。

    サイバー攻撃による被害を表す画像

    個人情報漏えいのリスク

    パソコン内の個人情報データ(氏名や住所、クレジットカード情報等)が保存されている場合、外部に送信される危険性があります。

    流出した個人データは、「ダークウェブ(簡単にいえば闇サイト)」の市場で取引されて、悪質な業者や犯罪者に利用される可能性も高くなります。

    「別に大した情報は保存していないよ」という人でも、他の人の情報が含まれていた場合、被害に巻き込む場合もあるので慎重になるべきです。

    情報が漏えいしてからでは、取り返しがつきません…。

    データの破壊や、SNSアカウントを乗っ取られるリスク

    パソコン内のデータを破壊されたり、クラウドサービスに接続してクラウド上のデータまで破壊されたりする可能性があります。

    一度破壊されたデータはバックアップがなければ復旧は困難になります。

    また、SNSの乗っ取りでは虚偽情報や悪質な内容を勝手に投稿されてしまうことがあります。

    SNSで大きな信頼を築いてきた人ほどダメージを負います。

    その他にもメールを不特定多数に送りつけたりするなど、悪質な被害を招くこともあります。

    犯罪行為の踏み台にされるリスク

    自分のパソコンを「踏み台」にして、他人への攻撃に悪用されることがあります。

    「パソコン遠隔操作事件」が有名だったりしますね。

    外部リンク:パソコン遠隔操作事件

    「個人情報はパソコンに保存していない」「大事なデータがない」といった人でも、ウイルス感染や犯罪の「踏み台」になるのは絶対に避けるべきです。

    冤罪だとしても、犯罪者扱いされては困りますからね…。(膨大な取り調べ時間の損失があります)

    サポートが切れたOSを使い続けると利便性が低下する

    マイクロソフトのサポートが切れると、新たに発売されるパソコン周辺機器の「対応OS」から外され始めます。

    例えば、「プリンター」や「外付けHDD」などのドライバソフトも「Windows7」や「Windows8.1」向けには提供されなくなっていきます。

    正直、これ困りませんか…。

    新しい製品を購入して動かない場合でも

    サポート対象外です

    諦めるしかありません。

    古い製品を使い続けるにしても、いずれは故障してしまいます。

    新しいソフトウェアやサービスの利用を諦めざるを得なくなるなど不便な状況が出てきます。

    自己解決能力が必要になる(必須)

    パソコンを使用時に問題が起きた時は、とりあえず「検索」しませんか?

    そこで得られた情報から、解決に至ることが多いですよね。

    しかし、今後はOSに依存したトラブルに直面した時、解決が難しい場面が増えていきます。

    理由は、「Windows7」や「8.1」の利用者が減り続けているからです。

    Source: StatCounter Global Stats – Windows Version Market Share

    ユーザー数の減少は「同じ悩み」を持った人が少なくなるということなので、情報の提供数も限られてきます。

    そのため、自己解決能力が問われます。

    自己解決できない場合は。。。諦めるしかないです。

    まとめ

    「インターネット回線に繋がない」等の特殊なケースでなければ、リスクを抱えてまでサポートが切れたOSを利用するのは避けた方がいいです。

    サポートが終了した”今”だからこそ、犯罪者にとっては「チャンス」な状態です。

    無策で「Windows7」や「8.1」に執着してくれるほど、攻撃側にとっては「有り難い」ことです。

    もう一度だけ、OSのアップグレードかPCの買い替えの検討をしてみてください。

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