パソコンの展示品は買っても大丈夫?不安を解消するために知っておきたいこと

家電量販店で働いている、かややよ(@kayayayo)です。

「パソコンの展示品」って聞くと、どんなイメージをもっていますか?

何か不安だし、汚れも気になる

買った後に、すぐ壊れそう

などなど、どうしても抵抗を感じる人が多いです。

しかし、「値引き次第」ではとても魅力的に見えることもありますよね。

正直、欲しい…

今回は「展示品パソコンの購入」で悩まれている方に、販売前に行われている作業や「展示品は意外と触る人が少ない」ことなどを紹介します。

目次

展示パソコンは初期化(工場出荷状態)している

パソコンの初期化を表す画像です。

当然といえば当然ですが、

展示品のパソコンは販売する前に「初期化(工場出荷状態に戻す)」しています。

工場出荷状態に戻すことで、パソコンの中身(OS)を「新品」と一緒の状態にしています。

また、パソコンの初期化で「HDD(ハードディスク)」や「SSD」のデータも消去されます。

「展示中に誰かが触ってデータがおかしくなってるかも…」という心配はありません。

汚れは取ってくれてるの?

パソコンの汚れを表す画像です。

展示品の販売前に店員が「手作業」でクリーニング(清掃)しています。

ひたすら「手あか」を拭き取る作業です。

見逃しがないよう入念なチェックをしたうえで梱包を行っています。

そのため、箱から取り出した時「汚れがびっしり」ということはありません。

しかし、あくまで人の作業なので「汚れを完全に取り除く」ことは出来ません。

よーく見ると指紋が残っていたりすることもあります。

ぶっちゃけ、これは展示品のデメリットですね。。。

潔癖症の方は向いていません。

「少しくらい汚れててもいいよ」と許せる人なら問題ありません。

そもそも展示パソコンを触る人が減った

意外かもしれませんが、展示パソコンに触れる人は少ないです。

キーボードの上にそっと手を乗せたり、少し離れてデザインや画面の大きさを見たりする人がほとんどです。

昔のように、小さいお子さんがキーボードを「めちゃくちゃ叩く!」「画面をベタベタ触りまくる!」ということもありません。

最近はスマートフォン普及の影響もあり、パソコンそのものに興味を示してくれません…。

子どもが興味を示さない光景の画像です。
パソコンが真新しい存在ではなくなった

デジタル製品でよく触られているのは大人や子ども関係なく「タブレット(iPad等)」コーナーの端末です。

小さいお子さんが「ipad」に熱中している光景は家電量販店のあるあるですね(笑)

ですので、「指紋」で汚れまくっているというケースはどんどん減っています。

展示品パソコンは壊れやすいの?

パソコンの疑問

店舗の営業時間中は基本的に電源が入っている状態なので負荷が掛かっているのは事実です。

では、「展示期間はどれくらいなの?」と気になるところですが、一概に言い切ることはできません。。。

新モデルが販売されるまでの数ヶ月間、ずっと展示していることもありますし、在庫の関係から数日から数週間だけ展示していることもあります。

しかし、パソコンは長時間使用することを目的として製造されていることや、近年はパーツの耐久性も上がっているため、展示していたから「壊れやすい」といったことはありません。

なにがなんでも展示期間が気になるのであれば店頭のスタッフに確認してみてください。

電力需給ひっ迫・電力料金値上げなどの影響から、営業時間中でも一部のパソコンを除いて電源をオフにしている店舗も増えています。

どうしてもこわい人は長期保証への加入がおすすめ

パソコンを安心に使う

展示品を買う時は、どうしても心配は残るものです。

悩みを解消するために「長期保証への加入」がおすすめです。

もし「展示品」ではなく「新品」を購入する場合でも長期保証には加入しておくべきです。

「長期保証が大切な理由」は下の記事で紹介しています。

パソコンは高価な買い物ですし、長年使用するものなので、1年や2年くらいで故障したらショックが大きいです。

多くの家電量販店やパソコンショップは長期保証を用意しています。

加入方法は量販店ごとに異なります。

本体価格の「5%(または10%)」の加入料(現金、ポイント支払い等)が必要な場合や、会員登録が必要な場合がありますが、絶対に入ったほうがいいです。

なお、ウイルスや特定のソフトが原因でパソコンが再起動を繰り返したりする場合は、保証対象外になることがあります。

いつでも自分でパソコンを初期化できるように「回復ドライブ」を作成していれば安心です。

まとめ

展示品はよっぽど神経質な人でなければ、購入しても問題ありません。

まとめとして次のポイントを店員に聞けば、さらに安心できると思います。

  • キズや汚れはついてないか
  • 展示期間はどれくらいだったか
  • 保証は新品のものと同じか

ここまで確認して、「値引きの額」より「展示品に対する心配」の方が勝つのであれば購入は控えましょう…。

なお、基本的に保証内容や初期不良対応は新品と変わりありません。

保証を分けているのなら、それは「中古品」としているはずです。

気をつけたいのが、ネットショップでは「展示品」を「中古」として取り扱っていることがあります。

この場合は、購入から「6ヶ月」しか保証しないなどの制限がついてる時があるので注意してください。

本記事が展示品が理由で迷われている方の、参考になれば幸いです。

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