
更新手順を詳しく解説しています。
こんにちは、家電量販店で働いてるかややよです!
Windowsのパソコンを使われている人のなかには

と、いった疑問を持っている人もいますよね。
とくにパソコンを買ったばかりの方であれば何のことかサッパリです。
そこで、今回はWindowsアップデートの役割と更新手順を紹介します。
パソコンを安全且つ快適に保つために必要な知識となるので是非ご覧ください。
Windowsアップデートの役割
Windowsアップデートとは、パソコンを最新の状態にする機能のことをいいます。
マイクロソフトが提供するアップデートプログラムをパソコンに適用することで、新しい機能を追加し、不正プログラムの侵入口を防ぐことができます。
身近にある分かりやすいモノで言えば、iPhoneやAndroidのスマホです。
今お持ちのスマホは、一定の期間ごとにバージョンアップしますよね?


それとおなじで、Windowsもアップデートを実行することで力をフル活用できます。
仮にアップデートを行わなかった場合…。最新の機能を使えないだけではなく、致命的なセキュリティの問題を抱えたままになります。
日々、進化する技術や不正プログラムに対応するために必要な作業ということデス!
「セキュリティソフトがあればウイルス対策は大丈夫!」と思う方もいるかもしれません。
答えはノーです。
セキュリティソフトはWindows(OS)上で動作している為、基盤となるシステムに脆弱性があれば保護できません。
Windowsアップデートの更新手順
更新手順と聞くとモノモノしく感じますが、まったく難しい操作はありません。
手順どおりに進めるだけでサクッと終わります。
※Windows10の更新手順は「+」ボタンを押すと確認できます。
- Windows10の更新手順
- ステップ1
Windowsスタートから設定をクリック
ステップ2
「更新とセキュリティ」をクリック
ステップ3
更新プログラムの確認がはじまる
更新プログラムの確認が開始されない場合は、「更新プログラムのチェック」をクリックしてください。
ステップ4
更新プログラムのダウンロード、インストールを実行
ステップ5
「今すぐ再起動」ボタンが表示されたらクリック
※更新プログラムの種類によって再起動が不要な時もあります。
ステップ6
「最新の状態です」と表示されるまでステップ3~5を繰り返す
※最新の状態に変わったら、あらためて「更新プログラムのチェック」をクリックした上で新たな更新プログラムがないか確認してください。
Windows11の更新手順
ステップ1
Windowsスタートから設定をクリック
ステップ2
「Windows Update」をクリック
ステップ3
更新プログラムの確認がはじまる
更新プログラムの確認が開始されない場合は、「更新プログラムのチェック」をクリックしてください。
ステップ4
更新プログラムのダウンロード、インストールを実行
ステップ5
「今すぐ再起動」ボタンが表示されたらクリック
※更新プログラムの種類によって再起動が不要な時もあります。
ステップ6
「最新の状態です」と表示されるまでステップ3~5を繰り返す
※最新の状態に変わったら、あらためて「更新プログラムのチェック」をクリックした上で新たな更新プログラムがないか確認してください。
更新プログラムの内容をはじめ、パソコンの性能、および通信回線の速度により適用までの時間は変動します。
更新は長い時で1時間以上、必要になる場合もあります。

なかなかメンドクサイ
いちど最新の状態にすれば、神経質にならなくても大丈夫です。
なぜなら、インターネットに接続していれば自動的に更新を検知してダウンロードおよびインストールを実行するようになっているからです。
パソコンのシャットダウン・再起動時に更新を知らせる表示が行われます。



じゃあ待ってるだけで良かったんじゃないの!?
パソコンを買ったばかりの時は話が別です。
製造から出荷、購入までにタイムラグがあるからです。
パソコンを手にするまでの期間に配信された更新プログラムが未適用の状態になっています。
この時に自動更新を気長に待ってしまうと、重大なセキュリティリスクを残したまま数日もしくは一ヶ月以上使い続けることになります。
そのため、新しくパソコンを購入したばかりの場合は、手動で最新の状態に更新する必要があります。
他にパソコンを初期化したときも、手動更新は必須となります。

Windows10と11のバージョンとサポート提供期間
Windows10と11にはバージョンというものが存在します。
あまり知られていませんが、バージョンによってMicrosoftのサポート期間が異なります。
サポート期限を過ぎたら「あとは対応しません!」ということです。
Windows10と11のバージョンとサポート提供は次の通りです。
両OSともに最新バージョンは「22H2」です。

Windowsのバージョンを確認する方法
バージョンの存在を知ると、どれがパソコンに適用されているか気になりますよね。
不安になる人は次の手順で確認してみてください。
Windows11のバージョン確認手順
ステップ1
Windowsスタートから設定をクリック
ステップ2
「システム」から「バージョン情報」をクリック
ステップ3
バージョンを確認する
2022年時点では、Windows11すべてのバージョンがサポート対象期間です。
Windows10のバージョン確認手順
ステップ1
Windowsスタートから設定をクリック
ステップ2
「システム」をクリック
ステップ3
「詳細情報」からバージョンを確認する
バージョンを見た時に「21H2」以上であれば、心配はいりません。
急いで「22H2」にしなくても、順次アップデート更新が行われます。
バージョンが「21H1」以下の場合(Windows10)
※Windows11の方は関係ないので読み飛ばしてください。
Windows10を使っていて「21H1」や「20H2」、もしくは「2004」や「1909」と表示されたら赤色信号です。
すでにサポート期間が終わっています…。
手動更新を繰り返してもバージョンアップが出来なければ、更新アシスタントを試してみてください。
更新アシスタントって何?
Windows10の更新アシスタント実行方法
ステップ1
Microsoftのオフィシャルサイトにジャンプする
ステップ2
「今すぐアップデート」をクリックしてファイルをダウンロードする
ステップ3
ダウンロードした「Windows10Upgrade.exe」を右クリックして「管理者として実行」する
※ダウンロードフォルダにファイルが存在しない場合は、デスクトップなどを確認してください。
ステップ4
ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリック
ステップ5
互換性のチェックが完了したら、「次へ」をクリック(互換性に問題がなければ自動的に開始されます)
ステップ6
ダウンロード及びインストールが完了するまで待つ
ステップ7
「今すぐ再起動」をクリック
ステップ8
「システム」の「バージョン情報」から適用バージョンをチェック
更新アシスタントを実行してもバージョンが最新のモノにならない場合は…。
パソコンの初期化を検討する必要があります。
ただし、即実行するのはオススメしません。
パソコンの個人ファイル(写真やファイル等)を残して初期化することは可能ですが万が一もあります。
初期化の際は必ずバックアップをとってから実行するようにしてください。
まとめ
パソコンはWindowsアップデートを適用することでフルパワーを出すことができます。
逆に古いままだとポンコツです…。
アップデートの役割や手順、さらにバージョンの存在を理解しておくことが大切です。
いちど最新の状態にしたあとは、アップデートの通知がきたタイミングで適用すればOKです!
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