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「ZEROウイルスセキュリティ」と「ZEROスーパーセキュリティ」の
具体的な性能や機能が分からず、どちらのソフトを選べば良いのか
悩まれている方に向けた記事です。
こんにちは。家電量販店で働いているかややよ(@kayayayo)です。
「更新料0円のセキュリティソフトが使いたい!」
という人にとって、悩みの種となるのが「ZEROウイルスセキュリティ」と「ZEROスーパーセキュリティ」のどちらを使うかという問題です。
製品価格は「ZEROウイルスセキュリティ」が、1台用1,980円と安いので魅力に感じますよね。
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違いが分からないし、安いほうが嬉しいな
財布に優しい「ZEROウイルスセキュリティ」に気持ちが傾く人も多いでしょう。
しかし、正しい選択をしたいなら「ZEROスーパーセキュリティ」一択です。
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え?なんで?
なぜなら、セキュリティソフトを導入する目的は安全を守るためだからです。
例えば、「家」を泥棒から守るなら頑丈で壊れないカギを家全体に取り付けた方が安全安心ですよね?
費用を重視するあまり、100円ショップで手に入るカギを取り付けても落ち着いて暮らせません。
セキュリティソフトも同じで「マルウェアの侵入口を徹底的に防ぐ」ことに意味があります。
今回は誰でもわかる「ZEROスーパーセキュリティ」を選ぶべき理由を解説します。
名前は似ているが全く別のソフト
2つのソフトは名前が似ていますが、全く別のウイルス対策ソフトです。
「ZEROウイルスセキュリティ」は、インドの企業「K7Computing」社が開発しています。
「ZEROスーパーセキュリティ」は、ルーマニアの企業「SOFTWIN」社が開発しています。
一見、兄弟のように見えますが実は中身が全く異なります。
共通しているのは販売元がソースネクストという点のみです。
![開発会社の説明画像](https://kaya-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/Development-company-description.png)
![開発会社の説明画像](https://kaya-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/Development-company-description.png)
K7Computing:K7 SECURITY
SOFTTWIN:Bitdefender
それぞれの開発企業と提携しているソースネクストが、セキュリティ対策ソフトのブランドを「ZERO」と銘打っているので製品名やパッケージデザインが似たモノになっています。
全く別のソフトであるということは、ウイルス検知の性能も差があります。
「ウイルスの検知能力は一緒で機能が違うだけ」という誤解をもってしまうと間違った判断をする可能性があるので、2つの製品は根幹部分が異なることを最初に知っておく必要があります。
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なるほど、2つの製品は開発元が違うのか
「ZEROウイルスセキュリティ」と「ZEROスーパーセキュリティ」の検知能力
2つのソフトで検知能力がどれだけ違うのか把握する必要があります。
そもそも、ガード力が甘ければ導入する意味がありません…。
検知能力の比較はセキュリティソフトの性能評価を実施するテスト機関のレポートが参考になります。
国際的な評価機関として有名なのは「AV-Comparatives.org」です。
さっそく、テスト結果を見てみます。
赤枠:「ZEROウイルスセキュリティ」の開発元「K7Computing」
青枠:「ZEROスーパーセキュリティ」の開発元「SOFTWIN」(国際ブランド名「Bitdefender」)
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※出典元:マルウェア保護テスト2021年3月
「ZEROウイルスセキュリティ(K7)」の結果をパッと見ると「99.83%」なので高スコアに感じますよね。
しかし、よーく見比べるとテスト対象である17製品の中で下から二番目の結果です。
もっと言えば、Windows 標準搭載(無料)の「Microsoft Defender」にさえ負けています。
![Microsoftのテスト結果](https://kaya-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/test-resultsMicrosoft.png)
![Microsoftのテスト結果](https://kaya-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/test-resultsMicrosoft.png)
セキュリティソフト選びにおいて、検知能力はもっとも重要な指標です。
なぜなら、性能部分に懸念があっては安心を得ることが出来ないからです。
一方、「ZEROスーパーセキュリティ(Bitdefender)」は他の有料ソフト「ノートン」「マカフィー」と同じ「100%」です。
※ノートンとマカフィーは年単位の契約が必要となる有料ソフトです。
安心を手にするなら、パフォーマンスの高い製品が必要不可欠になります。
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ウイルスを見つけてくれないと怖いな…
セキュリティ機能(守備範囲)の違い
2つのソフトは搭載されているセキュリティ機能が違います。
例えば、「ZEROスーパーセキュリティ」には盗難・紛失対策機能が搭載されています。
盗難に遭ったり紛失したりした場合でも、デバイスロックやデータ削除を遠隔操作で行えます。
反対に「ZEROウイルスセキュリティ」は未搭載なので一切対応できません。
要するに、守ることができる範囲が違います。
セキュリティ機能をまとめると次のとおりです。
ZEROウイルスセキュリティ | ZEROスーパーセキュリティ | |
---|---|---|
ウイルス対策 | ||
ファイアウォール | ||
迷惑メール対策 | ||
WEB保護 | ||
盗難・紛失対策 | ||
決済ブラウザ | ||
SNS対策 | ||
WEBカメラ保護 | ||
マイク保護 | ||
パフォーマンス最適化 |
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結構違うけど、それぞれどんな機能なんだろう?
機能を比較する際は「何が出来ないのか」を正しく把握することが大事です。
「ZEROウイルスセキュリティ」には未搭載の機能をそれぞれ解説します。
![ZEROスーパーセキュリティに搭載されている機能を説明する画像](https://kaya-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/ZERO-Super-Security-Function-Description-618x1024.webp)
![ZEROスーパーセキュリティに搭載されている機能を説明する画像](https://kaya-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/ZERO-Super-Security-Function-Description-618x1024.webp)
ひとつずつ機能を理解すれば、「ZEROウイルスセキュリティ」の守備範囲が狭いことが分かります。
SNSやネット決済を頻繁に利用する機会が多い中、カバー能力が弱い製品でインターネットサービスを利用するのは心許ないですよね。
そもそも論ですが、有料ソフトを導入するなら「過剰な防御システム」を使わなければ有用性がありません。
なぜなら、検知能力や機能が並レベルで良いのなら「Microsoft Defender」を使えばコト足りるからです。
「Microsoft Defender」の検知能力や機能をはじめ、「過剰な防御システム」でなければ導入する意味がない理由は別記事「有料セキュリティソフトは必要?「いる人」「いらない人」の見分け方を解説」で詳しく紹介しています。
有料ソフトを買うのなら高水準の検知能力と多様な機能を持つ製品を選んでこそ意味があります。
![警備範囲を表す画像](https://kaya-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/Security-range.png)
![警備範囲を表す画像](https://kaya-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/Security-range.png)
値段ではなく目的で考える
ここまで「開発会社」から「検知能力・機能」の違いをお話してきました。
「ZEROウイルスセキュリティ」が優れている点は値段のみです。
そのうえで、もう一度「なぜセキュリティソフトを買うのか」という点を思い出してみて下さい。
デバイスに強固なセキュリティ対策を施すためですよね。
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そうだった!
つまり、万全な製品を手に入れなければ目的を果たすことが出来ません。
値段面のみに着目して選んでしまうと「本当に大丈夫かな?」という不安が常に付きまといます。
だからこそ、本当の安心を得たいなら守る力が盤石な「ZEROスーパーセキュリティ」一択になります。
1台用3,900円と少し高いですが、1度だけフンパツして買ってしまえば、セキュリティを案じて情報を収集する時間の浪費やストレスから一気に解放されます。
料金面に囚われて本末転倒にならないことが大切です。
まとめ
ZEROウイルスセキュリティとZEROスーパーセキュリティの違いは「開発会社・検知能力・機能」です。
安全かつ堅牢な環境を手に入れたいなら「ZERO スーパーセキュリティ」が正しい選択になります。
「更新料0円」の強みを最大限生かして安心安全なデジタルライフを送ってください。
参考になれば幸いです。
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ばっちり、えらべた!
![](https://kaya-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/Eye-atch-ZERO-super-security-introduced.webp)
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