本記事はMicrosoft製品「Surface」に初期不良があった時の
交換品や報告方法を紹介しています。
こんにちは、家電量販店で働いているかややよ(@kayayayo)です。
安くて高性能なパソコンとして、学生から社会人まで幅広い人気を誇るSurface製品。
ワクワクして購入された方も多いのではないでしょうか。
しかし、運わるく不良品に当たってしまうこともあります。
初期不良の例を挙げると次のようなものです。
- Windowsが動作しない
- タッチパネルが反応しない
- キーボードの取り付けに不備がある
不良を見つけた瞬間、一気に絶望の谷底に落ちてしまいますよね…。
でも安心してください。不良品に当たった場合は無償で交換して貰えます。
ただし、基本的に新品と交換することはできません。
「基本的」としているのは例外もあるからです。
今回は初期不良による交換品の内容をはじめ、報告方法などを解説します。
初期不良品が新品と交換できない理由
Surfaceには1年間のハードウェア保証が付いています。
保証期間内に不良が発生した時は無償修理及び交換が可能です。
ただし、ひとつ知っておかなければならない事実があります。
それは、交換品として送られてくるパソコンはリフレッシュパソコン(再生品)だということです。
リフレッシュPCは故障などで回収したデバイスを修理・検査して再生しています。
つまり、完全新品との取り替えは行われません。
厳正な検査を通過したほぼ新品のパソコンが送られてきますが、一度は開封されて人の手に触れた可能性が高いので本体の多少の傷(すりキズ等)は覚悟する必要があります。
ここで「新品じゃなきゃ納得できねーよ!」という気持ちが湧いて出ますが、どれだけ頼んでも新品との交換にはなりません…。
絶対に新品と交換できないの?
基本的にリフレッシュPCとの交換になりますが、例外も存在します。
それは「販売店に交換」を申し出る方法です。
例えば、Surfaceを「ヨドバシカメラ」で買ったのであれば、販売店のヨドバシカメラに初期不良の事実を伝えて交換して貰うといった形です。
販売店が交換対応に応じてくれれば新品を手に出来ます。
ただし、次の2つの条件を満たしている必要があります。
1つ目:購入から14日以内であること
2つ目:Microsoftが初期不良を認めていること
1つ目の条件である「14日以内」は販売店に関わらず一律です。
購入してから15日が経過している場合は、Microsoftで交換するしか手段がありません。
2つ目の条件として「Microsoft」が初期不良の事実を認めている必要があります。
これは、メーカー規定により故障や修理はMicrosoftでの直接対応を原則としているからです。
身近なもので言えばアップル製品と同じです。
家電量販店側(販売店)では故障や修理の判断はできません。
もし、Microsoftを通さずに販売店に直接訴えても「Microsoftサポート」に誘導されてしまいます。
メーカー規定によりMicrosoftにご相談いただく必要があります
つまり、Microsoftから「故障の認定」を受けていなければ交換に応じてくれません。
そのため、「絶対に新品じゃないと嫌!」という場合でも、まずはMicrosoftへの連絡が必須になります。
14日以内に初期不良を発見した場合でも、販売店側が対応してくれるとは限りません。
例えば、在庫の取り扱いが少ない小規模なショップでは交換不可なことがあります。
あくまでも、新品との交換は販売店側の同意を得られた時のみです。
Surfaceの初期不良を報告する方法
Microsoftでの対応(再生品との交換)・販売店での対応(新品との交換)に関わらず、初期不良の報告を行わければ前に進みません。
報告方法は「電話」「チャット」「WEB修理依頼」が用意されています。
電話の場合は下の窓口に連絡します。
電話番号:0120-54-2244
対応時間:平日 9:00 ~ 18:00 土日 10:00 ~ 18:00
※祝日を除く
「チャット」や「WEB修理依頼」で問い合わせる場合は「Microsoft アシスタンス」を利用します。
Microsoft アシスタンスで「チャット」窓口を表示する手順は次のとおりです。
事前にMicrosoftアカウントでサインインしておいてください。
以上の操作でチャットサポートを表示できます。
メールアドレスを入力してチャットを行ってください。
カスタマーサポートにて初期不良の事実が認められれば、交換品や引取日時などの案内が行われます。
初期不良報告は入力操作や待機時間を省略できる「電話」をオススメします。
販売店での対応を希望する場合
Microsoftで初期不良が認められたら、「販売店での対応を希望する」旨を伝えてください。
購入から14日以内であれば、2つの情報を貰うことができます。
- 受付番号
- 担当者名
受付番号と担当者名の確認後、販売店へ連絡を行います。
販売店への連絡時は必ず次のことを報告してください。
・Microsoftに初期不良の認定を受けている
・受付番号と担当者名を聞いている
・Microsoftには販売店での交換希望であることを伝えている
理由として、販売店のスタッフは「Surface=メーカー対応」という取り決めを前提に受け答えするからです。
「初期不良が~」「交換してださい~」と過度に要約して伝えてしまうと、「対応できません」と突っぱねられる可能性があります。
円滑に対応を進めるための重要なポイントなので忘れないようにしてください。
「14日以内」「Microsoftに伝達済み」のワードを含めて伝えれば、スタッフは瞬時に察します。
※実際、私がそうです…。
Surfaceの延長保証加入を検討する
パソコンの初期不良や故障は珍しいことではありません。
機械にはアタリハズレがあるからです。
初期不良を経験された人であれば、故障の可能性をより身近に感じられると思います。
そのため、不測の事態に備えて延長保証に加入しておくことをオススメします。
Surface製品は「Microsoft Complete」を購入することで保証期間を延長できます。
Microsoft Complete for Surface
\ デバイス購入後、45日経過すると加入不可 /
延長保証が大事な理由については、次の記事で詳しく紹介しているので是非ご覧ください。
まとめ
Surfaceの初期不良に運悪く当たってしまった時は無償で交換できます。
ただし、Microsoftに交換申請を行った場合は、リフレッシュPCが手元に届きます。
新品と交換を希望する場合は、手間が掛かりますが販売店に対応して貰う必要があります。
「不良品を掴まされた被害者なのに何故ここまで動かなければいけないのか」という怒りが沸々と湧いてくる気持ちは痛いほど分かりますが、プンプンしていても故障は直らないので早めに行動するようにしましょう…。
参考になれば幸いです。
コメント