こんにちは、かややよ(@kayayayo)です。
ゲーミングキーボードは便利な機能が搭載されており操作性が大きく向上します。
ゲームをプレイする人にとっては、マウスに並ぶ大事なハードウェアの1つです。
通常のキーボードと比べると
- キー入力時の反応速度の向上
- キーストロークの耐久性の向上
- 複数キーの同時入力数の増加(ロールオーバー機能)
- マクロキー(特定操作の実行)
- バックライト機能
などなど、ゲームのプレイに特化した機能があります。
遊んでいるジャンル「RTS、FPS、MMO等」を問わず、パフォーマンスが向上するのが大きな利点です。
しかし、購入する前に事前に注意するポイントを抑えておかなければ、後悔する買い物になってしまうことがあります…。
今回は失敗しないために、購入する前に注意する3つのポイントを紹介します。
私は1万円以上のキーボードを買って数回しか使わなかったこともあります…。
ゲーミングキーボードを購入する前に注意する3つのポイント
ゲーミングキーボードは、「Razer(レイザー)」「Logicool(ロジクール)」をはじめ、多くのメーカーが販売しています。
メーカーに関わらず注意して欲しい3つのポイントを紹介します。
キー配列(キーボードレイアウト)のマクロキー位置
ゲーミングキーボードの中には、「マクロキー」が付いているものが存在します。
実際に注意して欲しい追加マクロキーの位置は下図の赤枠の部分です。
常のキーボードの配列と違い、キーボードの一番左に追加マクロキーが付いています。
このタイプのゲーミングキーボードはオススメしません。
理由は簡単で、ミスタッチしまくるからです。
多用する「Shift」キーや「Ctrl」キーを押したつもりが、左隣のキーを押してしまいます。
すぐにミスタッチに気づいて押し直しても、「ミスタッチの認識」と「焦って押し直す」動作によって、想定の操作から最大で「1秒」空いてしまうこともあります。
これ、ヤバいですよね…。
瞬間的な反応が求められるゲーム操作において、最大「1秒」の遅れは致命的です。
さらに、ミスタッチ後はテンポが崩れるので全体的なゲーム操作に悪影響が出ます。
もちろん、「慣れる」ことでミスタッチの回数は減りますが、普通は意識しなくてもいい「リスク」を抱えることは最大のデメリットです。
物理的にマクロキーを取り外せば多少緩和しますが、見た目が悪い…
ただただ、ジャマなだけです…。
上で掲載しているキーボードは「Razer(レイザー)」製のキーボードです。
「Logicool(ロジクール)」でいえば、「G913」や「G813」などが該当します。
ボイスチャット時の打鍵音(タイピング音)の大きさ
打鍵音は簡単にいえば、キーボードを押した時の音のことです。
正直、打鍵音は好みです。
注意点としている理由は、ゲームのプレイ時に「ボイスチャット」をする場合があるからです。
マイクの感度や指向性(どの方向の音を集音するかの特性)により、話し相手への音の聞こえ方は違いますが、打鍵音が大きいタイプのキーボードを選んだ場合、相手にストレスを与えることがあります。
要は、「カチャカチャうっせーぞ!」という状況ですね。
キーボードを押す「強さの癖」もありますが、ボイスチャットソフト設定やマイクを調整しても、そもそも「打鍵音が大きい」キーボードだと限度があります。
打鍵音の特徴を把握したい時は、「○(色)軸」と呼ばれる機能を参考にしてください。
例として、「Razer」製品の軸の特徴は次の通りです。
軸名(スイッチ名) | 打鍵音の特徴 |
---|---|
緑軸(グリーンスイッチ) | 大きい |
橙軸(オレンジスイッチ) | ふつう |
黄軸(イエロースイッチ) | 小さい |
実際に音を聞き分けたい場合は、メーカーのサイトから確認できます。
なお、デザインや機能が気に入っていて、どうしても打鍵音だけが気になる…。といった場合は、「Oリング」を利用すれば問題を軽減できます。
「Oリング」は打鍵音の静音化を目的とした商品です。
バックライト機能(キーボードキーの発光色)
完全に好みの問題ですが…。
注意点にしている理由は、色を好きな色に調整できる製品もあれば、決まった配色にしかできないことがあるからです。
暗い中でプレイする時や、部屋のデザインの一要素として色を調整したい場合は、カラーリングが調整可能な製品を選ぶ必要があります。
購入する前に、ゲーミングキーボードの製品仕様から、配色パターンを事前に確認してください。
ゲーミングキーボードを購入する際は実機を見るのが一番
ネットで製品情報や口コミを見ることも大事ですが、キーボードはゲームプレイの根幹の部分なので、直接手を乗せて操作性や打鍵音を確認した方が良いです。
実機を直接見ることができる環境としては、「ヨドバシカメラ」がおすすめです。
理由は簡単で、取り扱いメーカーと展示品が多いからです。
家電量販店やBTOショップ(ドスパラ、パソコン工房等)でも展示はありますが、在庫はあっても展示していないことがあります。
もちろん、ヨドバシカメラに必ず展示があるとは限りませんし、逆に近くの家電量販店で展示していることもあるので、足を運ぶ前に電話での確認がオススメです。
まとめ
一番注意して欲しい点は「キー配列」です。
「物理的な問題」は工夫をしても限度があります。
私の場合は、不要なキーを取って試したり、ソフトの機能でマクロキーを「ctrl」や「Shift」操作に置き換えたりしましたが、どうしても感覚が合わず使わなくなりました。
また、最後に抑えて欲しいポイントとして、「キーボード」は、「値段=操作性の充実」ではありません。
機能面で優位性はありますが、「手」に馴染まなければ意味がないからです。
フタをあけてみると、パソコン購入時に付属していたキーボードが一番馴染むということもザラにあります。
最低限の注意ポイントを踏まえたうえで、ゲーミングキーボードを選んでください!
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