ブログを開設後、「3ヶ月」が経過してから気づいたことがありました。
それは、「新規取得したドメイン」が「期限切れの中古ドメイン」だったいうことです。
よくよく考えてみれば、「kaya-blog.com」という単調なドメイン…
そりゃ「以前に誰かが使ってたドメインだった」という可能性はいくらでもありますよね。
しかし、当時勢いでドメインを取得したので「中古ドメイン」のことは全く考慮してませんでした。。。
結論から言うと、「中古ドメイン」の影響で何か問題が起きたとかはありません。
また、Googleから「インデックス」が行われない等の悪影響もありません。
Googleの評価はあくまでブログの「質」なので、気にする必要すらないのかもしれません。
でも。。。心配性な自分は「中古ドメイン」だと気づいた時点で
・前の管理者はどんなサイトを作ってたんだろ
・ブラックリストに入ってないかなぁ
・変な被リンク受けてないかなぁ
などなど、悩みのループに陥いることに…
今回は中古ドメインだと知った経緯をはじめ、発覚後の行動や対処方法を紹介します。

中古ドメインだと発覚した経緯
twitterで「パワーランクチェックツール」に関するツイートを見つけました。



ドメイン年齢の最古データが「2006年」?そもそも「wayback Machine」って?
「Wikipedia」に聞いてみると
Wayback Machine(ウェイバックマシン)とはインターネット上のWorld Wide Webやその他情報を扱うデジタルアーカイブである。アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコにある非営利団体のインターネットアーカイブが2001年にサービスを開始した。
2006年のアーカイブがあると言うことは、以前に同じドメインの記録があるということですね…
ここで「中古ドメイン(オールドドメイン)」だと気づきました。
要するに、前に「誰か(企業含め)」が使っていた「ドメイン」だということですね。。。
さらに、中古ドメインは「SEO効果」を狙って売買されることや、「ペナルティ」を課せられた「外れドメイン」があることを思い出しました。
こうなると「外れドメイン」だったらどうしよう…と、悩むことになりました。

「過去のサイト」や「ペナルティの有無」の確認を開始
次の順にチェックを進めていきました。
1.アーカイブサイトで過去の履歴を調べる
まずは過去の運用状況(サイト)を確認することにしました。
「wayback Machine」に「アーカイブ」が残っていれば、ドメインを入力して検索することで「どんなサイト」だったのか参照できます。
※非営利団体のため料金はかかりません。
検索結果からアーカイブを見ると「2006年」から「2014年」までの記録が確認できました。
青文字:「青」マークの日付をクリックすれば記録を確認できます
2.「aguse.jp」ウェブ調査ツールでブラックリスト判定を調べる
ブラックリスト判定を見るため「aguse.jp」ウェブ調査ツールを利用しました。
「aguse.jp」ではサイトの安全性や概要をはじめ、「ブラックリスト判定」から「Google」を含む「9個」の判定結果を確認できます。
結果はすべて「セーフ」で問題はありませんでした。

3.Google Search Console(サチコ)でリンク元を調べる
「海外」で「リンク集」として運営されていたサイトだったので、念のために「Google Search Consol」でリンク元を確認しました。
リンク元は「ダッシュボード画面」の「リンク」メニューから見ることができます。
リンクを受けているサイトの中に、不審なページは存在しませんでした。
「手動による対策」項目も確認しましたが、問題は検出されませんでした。
ここまでのチェックで「多くの不安」は解消されましたが、一応もう少し「深く」チェックすることにしました。
4.MOZの「Open Site Explorer」でバックリンク(被リンク)を調べる
「MOZ」はSEO(検索エンジン最適化)の可視性を高めるチェックツールです。
- アカウントの作成で手間取ったので登録手順を載せておきます(+ボタンで開きます)
- 1.ページ上部の「Login」をクリック
2.「Create an account」をクリック
3.アカウント情報を登録
以上で完了です。
MOZの「Link Explorer」に「サイトURL」を入力することで被リンクなどの情報を参照できます。
表示結果の「スパムスコア」から、潜在的なリスクがある被リンクの一覧が表示されます。
「被リンクURL」と「スパムスコア」もそれぞれ確認できます。
一つずつリンク元を確認しましたが、いずれもフランスやドイツの「リンク集」サイトのものばかりでした。
※サイトや接続元(国)を追う際は、ウイルスチェックツールを通して「URL検査」を実行したうえで接続しています。
更に精査する必要もあると思いますが、「海外」からの時点で「全部いらない!」と判断しすぐ対策に移りました。

「Google Search Console」の否認ツールで対策
「Google Search Console(サチコ)」で海外のドメインを「バックリンクの否認」で対策することにしました。
バックリンクを否認する
有料リンクやその他のリンク プログラムが品質に関するガイドラインに違反していることが原因で、自分のサイトへの不自然なリンクに対して手動による対策が適用された場合、または手動による対策が適用されそうだと思われる場合は、他のサイトからの不自然なリンクを削除してください。リンクを削除できない場合は、自分のウェブサイトへのリンクを否認する必要があります。
引用元:Googleヘルプセンター
バックリンクを否認するためには「 UTF-8 または 7-bit ASCII 」でエンコードされた「テキストファイル」を用意する必要があります。
実際に作成したのは次の画像の通りです。
■ページ単位を否認する場合の記述
サイトのURLを一行ずつ記述する
■ドメインごと否認する場合の記述
先頭に「domain:○○」をつけて、サイトのドメインを一行ずつ記述(『http(s)://www』と『/』は不要)する
否認リストの作成後は「Google Search Console」の専用画面からアップロードします。
Use Search Console to monitor Google Search results data for…
まとめ:爽やかな気分
正直、このブログの場合は「ブラックリスト及び被リンクチェック」や「否認リストの適用」は不要だったのかもしれません。
理由としては、ブログを開設してから「記事がインデックスされない」「グーグルアドセンスの申請が通らない」などの問題は起きていないからです。
また、「今」のGoogleアルゴリズムは「質」を元に的確に処理しているから、対策は不要という情報も散見されました。
が、しかし、ブログ運営をしていく上でモヤモヤした気持ちで取り組むのは嫌だったので、チェックと対策をしました。

追記
今回は「パワーランクチェックツール」が気になった結果、色々と調べたり対策をしましたが、もし別のサイトで「ドメイン年齢」を調べてたら気が付かないままでした。
例えば、最初に見たのが「ohotuku.jp(ドメイン年齢チェックツール)」だとしたら完全スルーしています。

今回の経験で教訓になることは多かったので、ある意味よかったなと考えています。
そして、最後に

ドメインを取得した後に、オールドドメインだと気づいた方の参考になれば幸いです。
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